TOKU’S BLOG

外資系ビジネスパーソンのよもやま話し

外資系に入社 働く前に知っておきたい心構え

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この春から心機一転、外資系に転職して働く方もいらっしゃるかもしれません。今回は、絶対に知っておいて欲しいことを1つだけシェアしたいと思います。

Point!

外資系企業は、転職してくるあなたに、何も期待していません。

何事もはじめが肝心ですので、この悲しい現実を噛み締めて、ぜひ素晴らしいスタートダッシュを決めましょう。

 

 

転職者はその他大勢に過ぎない

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激しい人の入れ替わり

外資系は人の入れ替わりが激しく、一年中、何らかの採用を行っています。

常に新しい人材が入ってくるため、転職者のことは、その他大勢くらいにしか思っていません。

それは、役職者であっても同じです。

むしろ、上のポジションになればなるほど、入れ替わりが激しく、毎回気にしていたらキリがありません。

 

面接は単なるおだて

採用面接で嬉しい言葉をかけられたかもしれません。薄々勘づいていると思いますが、営業トークです。

  • 「すぐに来てほしい!」
  • 「待ち望んだ人材だ!」

内容に嘘はありませんが、面接官は、これまで何百人もの応募者に、同じセリフを言っています。甘い言葉は、人材獲得のための決まり文句でしかありません。

 

成果しか求められない

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武勇伝はしょせん過去のもの

過去の栄光を引っ提げての転職かもしれませんが、それは入社した瞬間から昔話になります。

転職先が求めているのは、過去ではなく、未来の成果です。

「過去の実績が認められて入社しました。」とあいさつする人もいますが、その実績以上の伝説が期待されていることを覚えておきましょう。

 

成果が出るまで待ってもらえない

成果が伴わない社員は、単なるコストですので、カットの対象になります。

  • 成果が出るまでもう少し待ってほしい!
  • もう一度、チャンスが欲しい!

などの泣き言は通用しません。外資系は極めて短気です。

転職前の武勇伝以上のものが出てこないとわかれば、新たな人材を探し始めます。

長く働きたいのであれば、すぐにでも成果を出しましょう。

 

辞めても何とも思いません

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もしあなたが退職しても何とも思いません。

日系企業では、会社を辞めるときに、上司や同僚が止めるかもしれませんが、外資系は、そのようなことは一切行いません。

「辞めたい!」と言えば「はい、どうぞ!」と返ってくる世界です。

 

まとめ

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期待に胸を踊らせて外資系に入ろうとしている方には、ショックだったかもしれませんが、誰もあなたに期待していません。

反対に、期待されていないということは、少しの成果でも認めてもらえる可能性があります。

求められる期待値も低いので、このことを逆手にとって、ぜひ良い意味で期待を裏切りましょう。

 

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テレワーク サボっていると誤解されない3つのコツ

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首都圏の1都3県でも緊急事態宣言が解除されましたが、テレワークを続ける方もいらっしゃると思います。

今回は、テレワークで頑張る方に、仕事をサボっていると誤解されないためのコツを3つシェアしたいと思います。

Point!
  1. 仕事の結果を共有する
  2. 感情を表現する
  3. コミュニケーションツールを使い倒す

 

 

① 成果と結果を共有する 

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成果をアピール

1日の「成果」を報告しましょう。

在宅では、せっかくの成果が、上司や同僚に伝わりにくいため、1日を振り返って、成果があれば迷わずに共有します。

大事なのは「必要以上に」共有することです。

テレワークだと、「家で何をやっているのか?」と思われているため、普段は報告しないようなことでも共有します。

上司や同僚もあなたが何をやっているか聞けて安心するはずです。

 

結果だけでもOK

「成果」がなければ、単なる「結果」でも構いません。

「結果」の良し悪しは問いません。

仕事をしないと「結果」は生まれませんので、どのような結果であっても、仕事をした証になります。

 

例えば…

  • 新規契約○件決まりました。月末までに契約書を取り付けます。
  • ○○株式会社と交渉決裂しました。対応策検討中ですが、取り急ぎ。
  • 先日ご相談の件、無事に解決できました。ありがとうございます。

どれも大した話ではありませんが、この一言あるだけで、テレワークでもしっかり仕事していることをわかってもらえます。

 

② 気持ちを伝える

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感情で訴える

コミュニケーションでは、あなたの気持ちを伝えましょう。

テレワークではメールやチャットなど、デジタルがメインとなります。

デジタルは、淡白なものになりがちですので、うまくあなたの感情を加えます。

感情を加えることで、あなたの印象が相手に残りやすくなりますし、嬉しい気持ちや不安な気持ちを吐き出すことで、ストレスマネジメントにもなります。

 

例えば…

先程の「結果」報告に感情を加えてみます。

  • 交渉難航しましたが、○○さんのアドバイスのおかげで、新規契約○件決まりました。アドバイスありがとうございました。今月も予算を達成するために、必ず月末までに契約書を取り付けます。
  • 大口案件○○株式会社と交渉決裂しました。どうにかキャッチアップするために対応策検討中ですが、苦戦しています。取り急ぎ。
  • 先日ご相談の件、とても困っていたのですが無事に解決できました。本当にありがとうございます。

少し加えるだけで、あなたの気持ちがより伝わると思います。

長くてまどろっこしいかもしれませんが、このくらいであれば差し支えないと思います。

他にも、感情を伝えるための別メールやチャットをするという方法もあります。 

 

③ コミュニケーションツールを活用する

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こちらからコミュニケーションする

連絡はこちらからしましょう。

在宅の社員は、出社している社員のコミュニケーションに入りづらく、待っていても連絡はきません。

社内のコミュニケーションツールを駆使して、存在感をアピールします。

 

複数チャネルを使いこなす

会社で複数のツールを用意している場合、全て使える状態にし、どのチャネルにも入れるようにしましょう。

チャネルごとに特徴や社内での使い分けもあると思いますので、個性をうまく利用します。

ちなみに、私の会社では、Skypeはかなりカジュアルな雑談、Teamsは業務メインといった使い分けが自然に生まれています。

 

まとめ 

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テレワークが、働き方改革の一つとして進む一方で、仕事はオフィスでやるものという考えも根深くあるようです。

その理由の一つに「テレワーク=サボる」という考えがあるようです。

テレワークで頑張るあなたは、サボっていると勘違いされないように、「必要以上に」ひと手間をかけて、誤解を解きましょう。

 

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外資系にもいた 使えないマネージャー7つの特徴


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名ばかり管理職、上下からの板挟みなど、何かと話題になる中間管理職ですが、この春から新たにマネージャーになる方もいると思います。

Point!

今回は、期待に胸膨らませる、新人マネージャーの方に、使えないマネージャーにありがちな特徴をシェアしたいと思います。

誰もが陥りがちな特徴ですが、皆さんはこうならないようにして、信頼を勝ち取りましょう。

 

 

① 労務管理ができない

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管理職は、労務に関する法律や会社のルールを知っておきましょう。

三六協定どころか労使協定そのものを理解していない、就業規則や勤怠管理ルールを知らないマネージャーは、もはやマネージャーのフィールドに立ってはいけないレベルです。

こんな上司の下で働くと、部下は知らない間に法令違反やルール違反を犯してしまうかもしれません。

会社にとっても、労働監督基準署の指導を受けるかもしれないというリスクを抱えていることになります。

 

② チームワークを理解していない

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組織はチームプレーであることを理解しましょう。

管理職はチームの監督ですから、メンバー個人のパフォーマンスを最大限に発揮させることはもちろんですが、それ以上に、チーム全体の成果の最適化が求められます。

メンバーが10人なら10人分の成果が出るのは当たり前で、それを超える結果を残すのがマネージャーの仕事です。

 

③ 部下を生贄にする

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何かあったときに、部下を差し出すのはやめましょう。

失敗が起きたときに、問題の捉え方で、対応が大きく変わります。

  • ミスを起こした担当者の問題
  • ミスを防げなかったガバナンスの問題

ガバナンスの視点が欠けたマネージャーだと、担当者の問題だと決めつけてしまい、部下に責任を押し付けることになります。

 

④ 情報を下ろさない

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会社の情報は、正確に部下に伝えましょう。

私は管理部門にいますが、現場の担当者と話すと、担当者間の情報格差をはっきりと感じます。

当人の感度が鈍い場合もありますが、管理者が正しく情報を下ろしていない場合が多いです。

マネージャーは、情報をフィルターにかける必要はありますが、フィルターをかけすぎて大事な点を伝えられないのであれば、そんなフィルターはない方がよっぽどマシです。

 

⑤ 自分の言葉で伝えられない

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トップダウンの施策も、自分の言葉で伝えましょう。

社員の反発が予想される施策を伝える際に、

  • 大事なことはリーダーから説明してくれ!
  • 会社施策だからトップから話すべきだ!

などと言うマネージャーがいます。

会社には、若手が多いチームや、外国人が多いチームなど、様々な個性を持ったチームが存在しますので、チームの個性に合わせて、施策を噛み砕いて伝えて、実行するのがマネージャーの役割です。

その役割を放棄するのであれば、もはや存在意義はありません。

 

⑥ 評価基準が曖昧

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定量的な評価をしっかり行いましょう。

定量ではなく、定性的な評価に偏り過ぎた管理職がいます。

成果主義の外資系では、まず最初に定量的な評価を前提とし、その上で、訂正的な要素を加味します。

評価基準に一貫性がなく、気分や好き嫌いだけで評価していると思われるマネージャーすらいます。

 

⑦ 自分の価値観だけで動く 

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自分の価値観にこだわりすぎるのはやめましょう。

会社方針ではなく、自分の価値観にこだわるマネージャーがいます。

信念やこだわりを持っていると言えば、聞こえはいいですが、単に会社とはズレているだけです。

会社方針は、時代に合わせて、常に変化しています。

変化についてこれず、自分の価値観に固執するマネージャーは、時代遅れと言えるでしょう。

 

まとめ 

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今回は、使えないマネージャーの特徴を見てみました。

全てできて当たり前のことだと思いますが、実際にこのようなマネージャーはたくさんいます。

これから管理職になる方も、担当者のときと同じやり方をしていては、知らないうちに、使えない管理職なってしまうかもしれません。

今回の記事を反面教師にして、立派なマネージャーになれるように業務に邁進しましょう。

年収 外資系でも稼げません

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残念ながら、外資系というだけでがっぽり稼ぐのは基本的にムリです。

一部の投資銀行などの金融機関では可能かもしれませんが、一般的なメーカーやサービス業などでは、難しいでしょう。

ただ、がっぽりとはいきませんが、日系企業よりは稼ぎやすい面もあります。

今回は、外資系企業が日系企業より稼ぎやすい理由をご紹介します。 

 

 

若くても重要なポジションに

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ジョブ型雇用を味方にする

ジョブ型雇用の外資系では、若いうちに、課長や部長などのポジションに就くチャンスがあります。

若くして重要なポジションに就くことができれば、日系企業で働く同級生よりも稼ぐことは十分可能です。

外資系では、マネジメント層とそれ以外の層の給与格差が大きいため、マネジメント層に食い込むことができれば、 それなりの給与は確保できます。

 

プロフェッショナル人材枠を狙う

特定分野のプロフェッショナルは、その専門性への対価から、高い給与を期待できます。

プロフェッショナル向けに、特別なポジションを儲けている外資系もあります。

社内弁護士や業界で優位とされる資格保有者などは、日系企業よりも外資系企業の方が、優遇される可能性は十分あります。

 

成果に報酬で報いる文化

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ボーナスで稼ぐ

外資系は、成果に対して、ボーナスで報いるという文化があります。

特に、経営層は、業績連動で決まる報酬の割合が大きいため、会社の業績次第で、高額のボーナスを期待できます。

逆に業績が不調だと、ボーナスは期待できませんし、場合によっては、ゼロということもあり得るかもしれません。

 

成果を出す

個人の成績もボーナスに反映されます。

成績の差がもたらす、ボーナス格差は非常に大きく、少ない社員と多い社員では、倍以上の差があっても、全く驚きはありません。

頑張った分だけ給料で報われた人や、腕に自信がある人なら、報酬制度で報いる外資系企業を選ぶのも、選択肢の一つかもしれません。

 

ダイバーシティを追い風に

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性別問わず活躍できる

徐々に少なくなってきていますが、日系企業では、一般職というカテゴリーがあり、外資系には、基本的に一般職はありません。

一般職の実態としては、総合職と同じような仕事を任せられることも多く、時には、総合職以上の成果が求められるにも関わらず、総合職との給与格差は非常に大きいです。

仕事内容に応じてきちんと報酬をもらいたい人や、一般職というカテゴリーを飛び出したいという人には、外資系は合っているかもしれません。

日系企業の優秀な一般職であれば、事務処理スキルや顧客対応など、外資系企業でも十分通用する土台は備わっています。

 

女性も働きやすい

ダイバーシティが進んでいるグローバルの影響を受けているため、女性にとって働きやすい制度が整っていますし、子育てや育児がある前提で、女性のキャリアを考えていますので、キャリアの中断も起こりにくくなっています。 

 

まとめ

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今回は、外資系が日系企業より稼ぎやすい理由をご紹介しましたが、いかがでしょうか?

外資系というだけでがっぽり稼ぐのは難しいですが、報酬で報いる文化があることや、年齢や性別にとらわれないという点では、稼ぐチャンスが誰にでも平等に与えられていると言えそうです。

 

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セクハラ即解雇 外資系は被害者を守ります

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当たり前ですが、セクハラをしてはいけません。

これだけ世間でセクハラはダメだと言われているにも関わらず、セクハラで泣き寝入りしている方も大勢いるとの話しを聞きます。

もし、被害に遭っていれば、あなたの会社の然るべき窓口に勇気を持って通報しましょう。

あなたの会社が今時のまともな会社であれば、きっと適切に対処してもらえるはずです。

今回は、私が知っている事例をご紹介します。

 

 

あっという間に退職

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突然の出社停止

セクハラの疑いをかけられると、ある日、突然、会社に来なくなります。

これは、バレて気まずいとかそういうものではなく、通報を受けた会社側が調査を行い、場合によっては、会社メールなどの証拠を隠滅されないための処置です。

そして、同時に、会社側が周辺関係者への聞き込みを行います。例えば、セクハラが飲み会の場だったりすれば、同席していた社員へのヒアリングなどです。

この間、どうやって自白を取り付けるのかはわかりませんが、後々、人事処分が下されることを考えると、証拠だけではなく自白も取り付けているのだと思われます。

 

いつの間にかいなくなる

証拠が揃った時点で、正式に退職です。

退職が処分としてなのか、自己都合によるものなのかはわかりません。ただ、一つ言えることは、通常であれば、退職は末日となりますが、こういった件では、可及的速やかに退職させるので月中となるようです。

退職までのプロセスは、全てが秘密裏、かつ速やかに実行されます。

周りも「何か」とあった察すると、変な噂にもなりません。なぜなら、仮にその「何か」がセクハラの場合は、被害者が社内にいるかもしれませんので、社内で噂になると、その方に二次的な被害を与えかねないからです。

セクハラをすると、あっという間に会社人生が終わります。

 

退職にならなくても…

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降格処分

退職に至らずとも、降格などの処分がなされることがあります。

降格の場合は、それがセクハラなのか、それ以外の理由なのか、普段の態度から察することができます。

そして、あっという間にセクハラ野郎というレッテルが貼られ、残りの会社人生を過ごすことになります。

 

セクハラのレッテル

男女を問わず、セクハラをした社員とは誰もが距離を置きたがります。そして、セクハラをした社員に同情する者はいません。もし、同情する社員がいれば、同じ穴の狢です。

業務はやむを得ないとしても、飲みなどは、余程、オフィシャルな場でない限り、女性がいる場に一緒に行くことはないでしょう。なぜなら、セクハラは繰り返されるとの認識があるからです。万が一にも、自分がいる場で、新たな被害者が生まれてしまっては、悔やんでも悔やみきれません。

 

セクハラには勇気を持って対応を!

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さて、いかがでしたでしょうか?今回は、私が見聞きした事例をご紹介しました。

聞くところによると、通報がある事例は、必ずしも、被害者本人からのものではないようです。被害に遭われた方はもちろんですが、それを目撃してしまった方にも、勇気を持って手を上げて欲しいです。

例えば、ひったくりに遭って怪我をした人がいれば、警察と救急車を呼ぶと思います。セクハラの場合も同じです。あなたが、直接、手を差し伸べるのが難しければ、然るべき機関(社内外の通報制度など)に対応を委ねればいいと思います。

女性活躍に関する記事で書いた通り、私は、女性活躍に賛成です。セクハラはこれを妨げる一つの要因だと思っています。この世から、セクハラという犯罪がなくなることを心から願っています。

 

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クビ!? 外資系での失敗

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失敗して上司に怒られたり、気落ちが落ち込んだことはありませんか?

でも失敗は、挑戦している証なのです。外資系では、少しくらいの失敗は全く気にしません。

もちろん、ちょっとやそっとの失敗でクビになることもありません。

失敗を恐れずに、どんどん挑戦しましょう。

今回は、失敗に対する外資系の考え方を、ご紹介したいと思います。

 

 

日系企業は失敗が許されない

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日系企業では、失敗を繰り返すと出世の道が絶たれていきます。人事からもバツをつけられ、同期からも「これで出世の道は絶たれたな…」などと陰口を叩かれ、社内評判も落ちていく…。

いわゆる競争社会。しかも、減点方式。

競走を勝ち抜いた社員は、もちろん優秀ですが、果たして全員が本当に優秀でしょうか?中には、責任転嫁や世渡り、ゴマすりが上手いだけだったり、単に失敗を避けてきただけかもしれません。

もし競争を勝ち抜くことが、役員などの経営層になることを意味した場合、全く失敗したことがない完璧な役員と、失敗を繰り返しつつもそれを糧に成長してきた役員と、どちらが魅力的でしょうか?

考え方は色々あると思いますが、日系企業は前者、外資系は後者を重視しているように思います。

 

失敗経験を武器にする外資系

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失敗は挑戦の証

ある外資系エグゼクティブが、「失敗しているのは挑戦している証拠。失敗したことがない人は、挑戦したことがない人だ。」と話していました。同じ話の中で、失敗体験こそが成長をもたらすと力説していました。

自己啓発本などでは、成功体験から成長に繋げようなどと書かれることも多いようですが、成長を考える上では、失敗体験から得るものの方が多いと思います。

成功体験からは、なぜそれが成功したのかは学べません。もしかしたら、たまたま成功しただけかもしれませんし、周りのサポートのおかげかもしれません。

 

失敗は学びの宝庫

失敗体験であれば、何が失敗要因だったのか真剣に考えますし、その中で考える力もつきます。

例えば、雨で滑って転んだとして、なぜ転んでしまったのか?

靴底のせい?水溜りだった?雨で足元がよく見えなかった?単に運動不足?など考えるべきことは色々あります。

反対に転ばなかった人は、たまたま長靴を履いていたので転ばなかっただけかもしれません。こうなると、長靴を履くということが、転ばないことの成功体験となってしまうので、思考が停止してしまいます。

これからも、ちょっとした小雨で毎回長靴を履くことになりかねません。

外資系では、失敗から学び、新たな武器を手にすることで、成長がもたらされると考えます。

そして、最終的に、成果が出せれば良いのです。

 

どんどん失敗しよう

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そもそも会社勤めのビジネスパーソンの失敗なんて、大したことありません。余程のことでなければ、リカバリーが可能です。

失敗したからといってクビになった人も見たことありません。むしろ、失敗せずに成長が停滞している人の方が、クビのリスクは高いです。

もちろん、お客様や同僚、会社に迷惑をかけてはいけませんが、人間ですので、失敗はどうしても起こります。重要なのは、失敗から学び、未来へ繋げることです。

失敗を糧に、更なる付加価値をお客様や同僚、会社にもたらす方が、結局は社会全体に貢献できます。

成功体験を求めるあまり、失敗を恐れて、何も行動できないことの方が、よっぽど弊害です。

社会全体が、失敗にもっと寛容であるべきだと思います。

 

ぜひ色々なことにチャレンジして、失敗して欲しいですし、外資系であれば受け入れる土壌はあると思います。

 

Web会議を快適にするツール!

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皆さんはどのようなツールでリモート会議に参加していますか?

スマホが多いと思いますが、参加者の表情を見るのに苦労したり、表示される参加者が少なくて、誰が参加しているかわかないということはないでしょうか?

私は、以前の記事でご紹介した通り、会議のファシリテーターをする機会が多く、会議中は、常に参加者の動向に気を使う必要があります。 

今回は、リモート会議を快適にするアイテムをご紹介したいと思います。

 

 

iPad

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私がファシリーテーションをする会議では、ビデオをオンでお願いしています。

ビデオをオンにすることをためらう参加者もいましたが、オンにしたときのメリットを理解してもらい、今ではすっかりビデオオンが定着しました。

せっかくですので、参加者の顔をしっかり見て話したいですよね?

そんなときは、タブレット端末が役に立ちます。最近は、スマホの大画面化が進んでいますが、やはりタブレット端末には敵いません。

私は、iPadを使っています。 

 

たくさんの仲間が見られる

iPadでは、たくさんの参加者が表示されます。ただでさえ、リモート会議では、誰がいるのかわからないとも言われますから、せめてファシリテーターくらいは、誰が参加しているのか、しっかり把握したいところです。

また、参加者の顔がずらっと並ぶことで、一体感を感じることができます。

リモート会議では、発言者が独りで喋る独演会のようになってしまうこともありますが、参加者の顔やリアクションを見ることで、安心感を得ることができます。

 

一人一人の表情をしっかりキャッチ

参加者の何か言いたげな表情や、ミュートを外して何か言おうとする瞬間、ちょっと不満げな表情や納得の表情など、あらゆる情報が入ってきます。

ファシリテーターは、このようなわずかな動きにも敏感に反応し、誰に話しをふるのか、次の議題に進めるのか、今の議論を掘り下げるのかなどを瞬時に決める必要があります。

参加者が消化不良を起こさないためにも、参加者の反応を把握して進める必要があります。

iPadであれば、参加者の反応を見逃すこともありません。

 

画面共有もバッチリ対応

会議では、画面共有を行うときもあります。

こちらが共有を受けるときでも、iPadであれば、大きな画面で資料を確認できます。

大事な情報を逃さないためにも、やはり大きな画面は大いに役立ちます。

 

AirPods

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リモート会議で、相手の声が聞きづらいということはないでしょうか?あなたの声はちゃんと仲間に届いているでしょうか?

最近は、スマホ本体のマイク性能も上がっていますが、それでもイヤホンマイクには劣ることが多いようです。

参加者の声を聞く、参加者に声を届ける。この両方にイヤホンマイクは大きく役立ちます。

私は、AirPodsを使っています。

 

しっかり聞き取る

PCやスマホのスピーカーは、聴きづらかったり、ハウリングを起こしたりします。

AirPodsは、音がクリアで集中もしやすいので、しっかりと聞き取ることができます。

聞き取りづらいときは、「もう一度お願いします。」と聞いてもいいのですが、できるだけ、進行を妨げるようなことはしたくありません。

もし、他の参加者が聞き取りにくそうにしていれば、ファシリテーターがちゃんと聞き取って、発言を繰り返してあげるくらいの配慮が必要だと思っています。

 

しっかり伝える

参加者の声を聞きとるだけではなくて、こちらの発言をしっかり伝える必要があります。

もし、あなたが参加した会議で、ファシリテーターの声が聞き取りにくかったらどうでしょうか?会議そのものが残念なものにならないでしょうか?

AirPodsがあれば、こちらの音声もクリアに伝えることができますので、そういったことはなくなります。

ワイヤレスで快適

ケーブル付きのイヤホンでもいいのですが、ワイヤレスの快適さを経験すると、もうケーブル付きのイヤホンには戻れません。

iPadを机に置いて、PCのキーボードやマウスを操作しつつ、時にはコーヒーを片手に…なんてことをやっていると、間違いなくケーブルに手を引っ掛けます。

ただでさえ、集中しなくてはいけない会議なのに、余計なことには気を使いたくありません。ワイヤレスであれば、無駄なことに気を使わずに済むため、会議の集中力も増します。

 

まとめ

さて、今回は、リモート会議の必須アイテムとして、iPadとAirPodsをご紹介させていただきました。

感想はあくまで個人的なものですが、参考になればと思いますし、皆さんのリモート会議が少しでも快適になれば嬉しいです。

 

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外資系のオフィス、オシャレって本当!?

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皆さんはどのようなオフィスで働いていますか?

流行りの小洒落たオフィス、フリーアドレスのオフィス、もしかするとテレワークでシェアオフィスで働いている方もいるかもしれません。

最近は、日系企業にもオシャレなオフィスが増えてきていますが、オフィス環境に関しては、外資系が先行しているように思います。

仕事柄、森ビルや東京ミッドタウンの外資系企業のオフィスにお邪魔することがありますが、外資系のオフィスは洗練されて美しいです。

今回は、外資系オフィスの特徴を見ていきたいと思います。

 

 

ハリウッド映画のような個室

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日系企業でも同じですが、エグゼクティブになると個室を充てがわれます。

日系企業では、他とは完全に遮断された個室が多いと思いますが、外資系では、ガラス張りの個室が多いです。

ハリウッド映画で、ちょっとした内緒話しをするときに、中の人がピシャッとブラインドを閉める、あのイメージです。

会社にもよりますが、日系企業は重厚なやや暗いイメージがですが、外資系ではどちらかというと、明るく開けたイメージが多いです。

日系企業にいるときは、エグゼクティブの部屋に入るのは、その重厚感から非常に緊張しましたが、外資系ではそれほど緊張しません。

ただ、ブラインドピシャッとされるときには、さすがにドキッとしますが…。

 

ガラス張りの会議室

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会議室もガラス張りが多いです。

オフィスによっては、来客スペースと会議室スペースを兼ねているため、個人情報保護が気になるところですが、カーテンやブラインドがあれば大丈夫なのでしょう。

とにかく、やたらとガラス張りが多いイメージです。

日系企業との違いは、いつでも海外オフィスなどとやり取りができるように、大きめのモニターや電話システムなどが備えてあることでしょうか。

また、来客スペースも兼ねていることから、いわゆるオフィスチェアーなどとは違い、やや高価なものが使われている印象があります。

写真のような会議室がズラッと並んでいて、各部屋ごとに名前が付けられていることもあります。

海外本社のある都市の名前や惑星の名前だったり、あえて、和風の名前を付けている会社も見たことがあります。

会議室の名前にまでこだわるのは、外資系らしいと思いました。

 

充実のコミュニティスペース

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外資系ではコミュニティスペースが充実しています。

オフィスには、コミュニテイスペースがあることが前提となっているようです。

ランチやちょっとした休憩はもちろんのこと、簡単なパーティーをすることもあります。

日中は、自前のノートPCを持ってきて、コミュニティスペースで仕事をしている社員も少なくありません。

コミュニティスペースには、ちょっとした、お菓子やコーヒーなどが置いてあることもあります。

私のオフィスでは、軽食類は有料なのですが、海外からの訪問者が、オフィスグリコを無料だと思ってお金を払わずに食べてしまった…などいう話しもあります(もちろん、後日、グリコさんにはお支払いしています)。

他にも、デジタルサイネージを使って、自社のイメージビデオや各部署からのお知らせを流しているオフィスもあります。災害時には通常のテレビとしても使用できますので、いざというときにも役立ちます。

 

ブランドイメージの徹底

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外資系は、ブランドイメージを大事にしますので、オフィスガイドラインを持っている会社もあります。

グローバルで一貫したオフィスデザインとなっており、世界各国で似たような雰囲気になっています。

私も、いくつかの海外のオフィスに行きましたが、入った瞬間から「当社らしいな」という印象を持ちました。

ガイドラインでは、使用できる色や素材、オブジェのデザインにまで指定があり、かなり細かなものになっています。

ブランドイメージを保ち、従業員のロイヤリティを上げることにも一役買っているのではないかと思います。

 

まとめ

さて、今回は、外資系のオフィスについてご紹介しましたが、少しでもイメージを持っていただけたでしょうか?

映画で見るほどの豪華さはありませんが、それでも、かなり洗練されていますし、こだわりもお分かりいただけたかと思います。

文中の写真も、私がこれまで実際に見たことがあるようなものを選んでいますので、少しでもご参考になれば幸いです。

 

外資系、激務なブラック企業!?

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外資系の働き方について、どのようなイメージを持っていますか?

  • 5時でキッチリ終わる
  • 24時間バリバリに働く

答えになっていなくて申し訳ありませんが、答えは、どちらも正解。会社によりけりと言ったところでしょうか。

ただ、5時でキッチリ終わらせる文化の会社の方が多いような気がしています。

世間的には、24時間バリバリに働くイメージが多いようですし、そういう方もいらっしゃるのだとは思いますが、実態はちょっと違うような気がします。

今回は、外資系の働き方について、シェアしたいと思います。

 

 

早朝&深夜のミーテイングが多い?

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結論

深夜や早朝のミーティングはあります。

 

北米の場合

時差の関係で、米国の夕方は日本の早朝です。

米国とミーティングするときには、日本時間の朝7時からシカゴの同僚とミーティングすることもあります。

ただ、ここでハッキリしておきたいのは、毎日、米国とのミーティングあるわけではありません。

米国の同僚も時差を理解していますから、毎日ミーティングをすることが非効率だということは百も承知です。

 

欧州の場合

欧州であれば、日本時間の夕方が欧州での早朝になります。

従って、少し残業することにはなりますが、それほど、無理のない時間でミーティングが可能です。

国と国が1対1でのミーティングは、お互いに気を使いながら、無理のない時間を選んでいますので、それほど苦にはなりません。

 

ワールドワイドの場合

問題は、グローバルで複数の国が集まる場合です。

米国、欧州、アジアなど複数の地域にまたがる場合は、確かに、とんでもない時間になることもありますが、本当に稀ですし、そういった無茶な時間のミーティングでシェアされる内容は、重要でないことが多いです。

なぜなら、大事であればあるほど、多くの同僚が参加できるような伝達を行うからです。

例えば、グローバルのCEOメッセージなどは、同じ内容のミーティングを地域ごとに開催します。もちろん、CEOにとっては、深夜や早朝にはなりますが…。

少なくとも、私自身は、深夜や早朝のミーティングで、苦労したことはありません。

 

24時間メールの嵐?

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鳴り続けるスマホ

外資系では、世界各国からメールが届くため、24時間何らかのメールが届くのは事実です。

朝届いているメールは、日系企業より多いと思います。

外資系エグゼクティブは、メールを24時間チェックしていて、いつでも返信すると聞くこともありますが、もしかすると、このような話しが誇張されて、外資系は、24時間休みなく働いているように思われているかもしれません。

但し、エグゼクティブのメールは、スマホでサッと送ることができる、「Aproved(承認)」や「Ok to go(進めてくだい)」の一言だったり、長くても2,3行の箇条書きがほとんどです。

つまり、返信といっても、LINEをするような感覚とそれほど変わらず、PCに向き合ってじっくりと打つようなものではありません。

 

週末のメールチェック

実際、私は、エグゼクティブではありませんが、メールは即レス派なので、プライベートの時間や週末であっても、スマホに届いたメールは必ずチェックし、返信も転送もしますが、長文になるようなものは、さすがに返信しませんし、週末の外出先ではそこまでできません。

私に限らず、同じようにメール対応している同僚もいます(労務管理の面からは好ましくありませんが…)。

外資系では、メールが24時間届くのは本当ですが、決して24時間PCと向き合っているわけではありませんし、24時間いつでも返信しているわけではありません。

 

残業無制限?

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本当に深夜まで働いているの?

「深夜まで働いて今日も終電だよ」「いやいや、終電すらないからタクシーだよ」といった話しを聞くことがあります。

もしかしたら、そのような方もいるのかもしれませんが、これは外資系企業だけではなく、日系企業でも同じだと思います。

もし、このような話しを聞くとしたら、会社自体がブラックか、たまたまそのような日や時期があったことを、武勇伝のように大袈裟に語っているだけということがほとんどではないでしょうか?

 

外資系にもルールがある

外資系といえども、日本国内で日本の法律に則って事業を行なっています。

行き過ぎれば、労働基準監督署にも目をつけられますし、外資系の残業だけが、無制限に許されるなどということは決してありません。

むしろ、海外では残業すること自体が多くありませんので、日本の残業文化に厳しい目を向けられます。

残業はコストにも跳ね返ってきますし、グローバルに見れば日本の人件費はまだまだ高額ですので、コスト管理の面でもシビアに見られます。

外資系は、激務で残業がキツい、競争が厳くて死ぬ気で残業して働いている…などという話しは、ある意味では本当だと思いますが、それが即ち、残業無制限というわけではありません。

 

まとめ

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さて、今回は、外資系の働き方の一部を見てみました。おそらく、外資系のイメージとは少し違う面をシェアできたのではないかと思います。まだまだ、外資系の働き方については、ご紹介したいことがありますので、日を改めて書いていきます。

 

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在宅ワーク 自分らしく働いた2020年

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コロナ禍という言葉を聞くようになって、そろそろ1年になります。

思えば、多くのことが変化した激動の1年でした。まだまだ世界規模で大変な時期ではありますが、今回は、個人的に大きく変わった働き方について書いてみたいと思います。

 

 

自分らしさの再発見

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在宅ワークを通じて「自分らしさ」再発見した気がします。今までは、ひたすらに走り回っていた自分がいましたが、ふと立ち止まり、自分ならではの時間を過ごすことで、自分が大事にしていたものや、価値観に気付かされました

もともと、週に一回程度の在宅ワークやフレックス勤務などを活用していましたが、それでも、毎朝の満員電車、事務作業のための出勤、付き合いのお酒などはもちろんあります。

在宅ワークでは、こういったことがなくなり、代わりに自分だけの時間が生まれました

新たな時間で、読書や映画鑑賞をしたり、子ども供と過ごすなど、ありきたりですが、これまではじっくりとできなかったことを楽しんでいます。

元々、読書好きではありますが、どうしてもビジネス書や実用書に偏りがちでした。この一年は、新たなジャンルの本にもチャレンジしていますし、昔読んだ本を読み返したりしています。

映画鑑賞も、ストレス発散の要素が強かったのですが、お気に入りの監督や俳優の映画を深掘りしたり、評論家のレビューも参考にしつつ芸術的な観点も意識して見るなど、これまでとは違う視点で楽しめるようになりました。

また、子どもと過ごす時間も増えたことで、その成長をより身近に肌で感じることができ、子供の笑顔を以前にも増して可愛いと思えるようになりました。何よりも、家族と過ごす時間が本当にかけがいのないものだと気づきました。

自分らしい時間を過ごすことによって、忙しさに呑み込まれない、ありのままの自分がどんなであったかを再確認できました。

 

自分らしく働く

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そして、仕事への取組み方や考え方も、少しだけ変わりました

これまでは、圧倒的に仕事が最優先でしたが、ほんの少しそのポートフォリオ(配分)変わりました。大半を占めていた仕事が少し減り、その分、趣味や家族の割合が増えました。

趣味や家族といった、より自分らしい部分のポートフォリオ増えたことで、これまでよりも素の自分を出せるようになり、仕事にも楽な姿勢で臨めるようになりました。

少しガツガツしていた部分は丸くなり、反対に、オブラートに包んで敢えて丸くしていた部分は、包み隠さず出していけたりと、バランスがよくなった気がしています。

これまでは、あるべき姿みたいなものを描きつつ仕事をしていた部分もありましたが、ありのままの姿勢で取組むことで、自分らしく働けるようになりました

自分らしい無理のない心のバランスを保つことでストレスも軽減され、仕事の効率も上がったと思っています。

 

みんなに感謝

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さて、最後になりますが、コロナ禍で、私自身ができることは本当に限られています。医療従事者の方などが、本当に深刻な状況で、それこそ自分らしさを犠牲にしつつ働いている中、私としては、目に見えることは何もできません。こんな状況で、コロナ禍に立ち向かう全ての方達に、本当に感謝しています

私にできるわずかなこととしては、感染拡大に悪影響を与えないように、Stay Homeを心がけるなど、自分にできることをきっちりやることくらいです。

在宅ワークもその一つだと思って取組んでいます。コロナ禍が続く限りは、社会の一員として、今後も継続して取組んでいきたいと思っています。

 

#この1年の変化