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会議でやめたい5つの言動 ファシリテーター目線

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先日、テレビのバラエティ番組を見たのですが、感想は「司会者うまい!」でした。

私は、ミーティングのファシリテーターを定期的に務めているのですが、参加者をうまく仕切るのは、そう簡単ではないのです。

今回は、ファシリテーター目線でやめてほしいと思う、5つの言動をシェアします。

 

 

① ダラダラ喋らないで

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ファシリテーターは、時間内にキッチリ会議の目的を達成しなくてはなりません。

そんな中、ひたすらダラダラ喋る参加者もいます。

本人は言いたいことを言い切って満足気ですが、こちらとしては大迷惑。

時間は限られているので、他の方の発言を短くしたり、議題を減らすなどの調整が必要になってきます。

テレビの世界では、後から上手く編集することもできるようですが、ライブのミーティングではその場で調整するしかありません。

 

② 余計なことを言わないで

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ミーティングの議題が明確な場合、話しを脱線するのはNGです。

ポイントを外したコメントが偉い人の琴線に触れてしまうと、ドツボにハマってもう抜け出せません。

「その点は別途話し合いましょう」と言えばいいのですが、会議の雰囲気や状況によっては、話しを遮るのに勇気がいります。

ちゃんと議題に沿った発言をしましょう。

 

③ 沈黙はやめて

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参加者が他の方に「ご意見ありますか?」と尋ねることがあります。

このときの沈黙はやめましょう。

賛成なのか、反対なのか、せめて何か発言してもらわないと、前に進みません。

ファシリテーターとして、適切な方に発言を求めますが、得意げな顔で「当たると思ってました。」と言われることもしばしば。

当たると思っていたなら、さっさと意見を述べましょう。

 

④ エレベーターで本音を語らないで

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会議終了後、何も意見しなかった参加者から、エレベーターなどで「あの件、本当は反対なんだよね…」と言われることがあります。

何らかの理由で反対することを躊躇してしまい、ファシリテーターの私に話して、自分も反対意見を述べた形にしたいようです。

このような意見を汲むことはできないため、「会議中に仰っていただかないと私にはどうしようもありません。」とあしらいます。

他にも、メールや電話で連絡されることもあります。

いちいち聞いているとキリがないので、一切耳を貸しません。

 

⑤ 人を指さすのはやめて

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「この件は、〇〇さんも関わっています…。」などと、他の人を指さす参加者がいます。

答えに窮したり、数字で詰められたときに起こりがちですが、これも困ったものです。

他にも「〇〇さんとも話したんですが…」などと、あたかも〇〇さんも合意しているかのように意見を述べる人もいます。

怪しいと思ったときには、〇〇さんにも話しを振って、本人の意見も聞きます。

 

まとめ

ファシリーテーションをしていると苦労の連続です。

うまくまとめるのがファシリテーターの仕事ですが、参加者の皆さんと一緒になって、ミーティングを成立させたいと常に思っています。

あなたが参加するミーティングでは、ぜひファシリテーターが嫌がる行動を避けて、会議運営に協力してみてください。

 

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