外資系のオフィス、オシャレって本当!?
皆さんはどのようなオフィスで働いていますか?
流行りの小洒落たオフィス、フリーアドレスのオフィス、もしかするとテレワークでシェアオフィスで働いている方もいるかもしれません。
最近は、日系企業にもオシャレなオフィスが増えてきていますが、オフィス環境に関しては、外資系が先行しているように思います。
仕事柄、森ビルや東京ミッドタウンの外資系企業のオフィスにお邪魔することがありますが、外資系のオフィスは洗練されて美しいです。
今回は、外資系オフィスの特徴を見ていきたいと思います。
ハリウッド映画のような個室
日系企業でも同じですが、エグゼクティブになると個室を充てがわれます。
日系企業では、他とは完全に遮断された個室が多いと思いますが、外資系では、ガラス張りの個室が多いです。
ハリウッド映画で、ちょっとした内緒話しをするときに、中の人がピシャッとブラインドを閉める、あのイメージです。
会社にもよりますが、日系企業は重厚なやや暗いイメージがですが、外資系ではどちらかというと、明るく開けたイメージが多いです。
日系企業にいるときは、エグゼクティブの部屋に入るのは、その重厚感から非常に緊張しましたが、外資系ではそれほど緊張しません。
ただ、ブラインドピシャッとされるときには、さすがにドキッとしますが…。
ガラス張りの会議室
会議室もガラス張りが多いです。
オフィスによっては、来客スペースと会議室スペースを兼ねているため、個人情報保護が気になるところですが、カーテンやブラインドがあれば大丈夫なのでしょう。
とにかく、やたらとガラス張りが多いイメージです。
日系企業との違いは、いつでも海外オフィスなどとやり取りができるように、大きめのモニターや電話システムなどが備えてあることでしょうか。
また、来客スペースも兼ねていることから、いわゆるオフィスチェアーなどとは違い、やや高価なものが使われている印象があります。
写真のような会議室がズラッと並んでいて、各部屋ごとに名前が付けられていることもあります。
海外本社のある都市の名前や惑星の名前だったり、あえて、和風の名前を付けている会社も見たことがあります。
会議室の名前にまでこだわるのは、外資系らしいと思いました。
充実のコミュニティスペース
外資系ではコミュニティスペースが充実しています。
オフィスには、コミュニテイスペースがあることが前提となっているようです。
ランチやちょっとした休憩はもちろんのこと、簡単なパーティーをすることもあります。
日中は、自前のノートPCを持ってきて、コミュニティスペースで仕事をしている社員も少なくありません。
コミュニティスペースには、ちょっとした、お菓子やコーヒーなどが置いてあることもあります。
私のオフィスでは、軽食類は有料なのですが、海外からの訪問者が、オフィスグリコを無料だと思ってお金を払わずに食べてしまった…などいう話しもあります(もちろん、後日、グリコさんにはお支払いしています)。
他にも、デジタルサイネージを使って、自社のイメージビデオや各部署からのお知らせを流しているオフィスもあります。災害時には通常のテレビとしても使用できますので、いざというときにも役立ちます。
ブランドイメージの徹底
外資系は、ブランドイメージを大事にしますので、オフィスガイドラインを持っている会社もあります。
グローバルで一貫したオフィスデザインとなっており、世界各国で似たような雰囲気になっています。
私も、いくつかの海外のオフィスに行きましたが、入った瞬間から「当社らしいな」という印象を持ちました。
ガイドラインでは、使用できる色や素材、オブジェのデザインにまで指定があり、かなり細かなものになっています。
ブランドイメージを保ち、従業員のロイヤリティを上げることにも一役買っているのではないかと思います。
まとめ
さて、今回は、外資系のオフィスについてご紹介しましたが、少しでもイメージを持っていただけたでしょうか?
映画で見るほどの豪華さはありませんが、それでも、かなり洗練されていますし、こだわりもお分かりいただけたかと思います。
文中の写真も、私がこれまで実際に見たことがあるようなものを選んでいますので、少しでもご参考になれば幸いです。