在宅ワーク 自分らしく働いた2020年
コロナ禍という言葉を聞くようになって、そろそろ1年になります。
思えば、多くのことが変化した激動の1年でした。まだまだ世界規模で大変な時期ではありますが、今回は、個人的に大きく変わった働き方について書いてみたいと思います。
自分らしさの再発見
在宅ワークを通じて「自分らしさ」再発見した気がします。今までは、ひたすらに走り回っていた自分がいましたが、ふと立ち止まり、自分ならではの時間を過ごすことで、自分が大事にしていたものや、価値観に気付かされました。
もともと、週に一回程度の在宅ワークやフレックス勤務などを活用していましたが、それでも、毎朝の満員電車、事務作業のための出勤、付き合いのお酒などはもちろんあります。
在宅ワークでは、こういったことがなくなり、代わりに自分だけの時間が生まれました。
新たな時間で、読書や映画鑑賞をしたり、子ども供と過ごすなど、ありきたりですが、これまではじっくりとできなかったことを楽しんでいます。
元々、読書好きではありますが、どうしてもビジネス書や実用書に偏りがちでした。この一年は、新たなジャンルの本にもチャレンジしていますし、昔読んだ本を読み返したりしています。
映画鑑賞も、ストレス発散の要素が強かったのですが、お気に入りの監督や俳優の映画を深掘りしたり、評論家のレビューも参考にしつつ芸術的な観点も意識して見るなど、これまでとは違う視点で楽しめるようになりました。
また、子どもと過ごす時間も増えたことで、その成長をより身近に肌で感じることができ、子供の笑顔を以前にも増して可愛いと思えるようになりました。何よりも、家族と過ごす時間が本当にかけがいのないものだと気づきました。
自分らしい時間を過ごすことによって、忙しさに呑み込まれない、ありのままの自分がどんなであったかを再確認できました。
自分らしく働く
そして、仕事への取組み方や考え方も、少しだけ変わりました。
これまでは、圧倒的に仕事が最優先でしたが、ほんの少しそのポートフォリオ(配分)変わりました。大半を占めていた仕事が少し減り、その分、趣味や家族の割合が増えました。
趣味や家族といった、より自分らしい部分のポートフォリオ増えたことで、これまでよりも素の自分を出せるようになり、仕事にも楽な姿勢で臨めるようになりました。
少しガツガツしていた部分は丸くなり、反対に、オブラートに包んで敢えて丸くしていた部分は、包み隠さず出していけたりと、バランスがよくなった気がしています。
これまでは、あるべき姿みたいなものを描きつつ仕事をしていた部分もありましたが、ありのままの姿勢で取組むことで、自分らしく働けるようになりました。
自分らしい無理のない心のバランスを保つことでストレスも軽減され、仕事の効率も上がったと思っています。
みんなに感謝
さて、最後になりますが、コロナ禍で、私自身ができることは本当に限られています。医療従事者の方などが、本当に深刻な状況で、それこそ自分らしさを犠牲にしつつ働いている中、私としては、目に見えることは何もできません。こんな状況で、コロナ禍に立ち向かう全ての方達に、本当に感謝しています。
私にできるわずかなこととしては、感染拡大に悪影響を与えないように、Stay Homeを心がけるなど、自分にできることをきっちりやることくらいです。
在宅ワークもその一つだと思って取組んでいます。コロナ禍が続く限りは、社会の一員として、今後も継続して取組んでいきたいと思っています。