外資系、ゴールデンウィークは休める?
もうすぐゴールデンウィークですね。緊急事態宣言のため、思うように外出できませんが、どのように過ごされますか?
ゴールデンウィークは、日本独自のものですが、海外との業務が発生する外資系でも、休むことができるのでしょうか?
外資系でも、ゴールデンウィークはしっかり休めます。
業種や職種にもよりますが、ゴールデンウィークは休めることが多いようです。今回は、私が見聞きした範囲で、外資系でもゴールデンウィークは休める理由をご紹介します。
祝日は休んで当然の文化
祝日は文字どおりお祝いの日。休むのが当たり前なので、海外からも理解してもらえる。
国や地域の文化によって異なると思いますが、海外では祝日に働くのはナンセンスなようです。
私の米国人上司によると、祝日は特別な日ですので、「祝日=休日」という文化が根付いているようです。
日本人が知っている米国の祝日を思い浮かべるだけでも、有名なものがいくつかあります。確かに、米国人が祝日に、一生懸命働いているイメージはありません。
- 独立記念日
- 感謝祭
- クリスマス
祝日を大事にする海外文化だからこそ、外資系でも、ゴールデンウィークは、休みやすいのかもしれません。
ちなみに、休みとは関係ありませんが、独立記念日は、Independence Dayという映画にもなっていますね。
数少ない祝日を大事にする
外資系は、休日にかける想いが強い。
海外の祝日は日本と比べて少ないと言われています。もちろん、一概には言えませんが、可能な範囲で海外の祝日を調べたところ、確かに少ないようです*1。
きっと、数少ない祝日を大事にしているのではないでしょうか。
- 日本 17日
- ブラジル 14日
- 米国 12日
- イタリア 12日
- フランス 11日
- メキシコ 11日
- オーストラリア 9日
- ドイツ 9日
こうして見てみると、祝日に関して、日本は恵まれているようですね。
*1 参照元:世界の祝祭日 | 国・地域別に見る - ジェトロ
ゴールデンウィークはタイミングがいい
イベントがない
ゴールデンウィークの時期は、決算などのイベントがないので休みやすいです。
多くの会社で、IFRS(国際会計基準)の決算に当たる12月末から1月初めは大忙しですので、日本人がゆっくり過ごしたいお正月は、海外では普通に仕事をしています。
ところが、ゴールデンウィークは、決算などの重要イベントがないため、休みやすいです。
落ち着いている時期
多くの外資系で第一四半期を終えたばかりで、JGAAP(日本会計基準)でも、4月から1ヶ月を終えたばかりですから、まだまだこれからという時期。
落ち着いていると言うと、気が抜けているようですが、実際、年末の追い込み時期程の緊張感はありません。
この時期に長期間休めなければ、いつ休めるんでしょうか…?
まとめ
今回は、外資系でも、ゴールデンウィークは休める理由をご紹介しました。海外の文化からすると、祝日は休みやすいはずです。
と言いつつも、海外の顧客相手のビジネスでは、どうしても休めない職種もあると思います。今回ご紹介したものは、あくまで社内的なものだと思っていただけるとありがたいです。
ゴールデンウィークを休める人は、しっかり休息をとって、英気を養いましょう。
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